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ふみ函

九品仏の浄眞寺

尾山台を散策したついでに
次の駅の九品寺(くほんじ)まで
歩いてみました。

駅名の由来ともなっている
浄眞寺へ。


浄眞寺


降るような蝉しぐれ。
公孫樹の葉にも蝉の抜け殻。


手水舎の鷺草のオブジェ、
ずいぶん大きいですね。
可憐な鷺草というより、
本物の白鷺に近づいているような。


浄眞寺2


訪れたのは十数年ぶり。
お友達のお母様に案内していただきましたっけ。

ああ、この三つのお堂は記憶のまま。
青葉に囲まれて清々しい。


浄眞寺4


下品(げぼん)堂には
下品下生、下品上生、下品中生の印相を結んだ三躰、
上品(じょうぼん)堂には
上品下生、上品上生、上品中生の印相を結んだ三躰、
中品(ちゅうぼん)堂には
中品下生、中品上生、中品中生の印相を結んだ三躰、
全部で九躰の阿弥陀如来像がおわします。


浄眞寺3


浄土宗の経典のひとつ「感無量寿経」には、
極楽に往生を願う人の性質や行為によって、
往生人の九種に分けられた階位について
説明されているそうです。


浄眞寺5


一番上位である上品上生の往生人は、
極楽浄土の蓮華が即開いて、
その中に生まれることが出来るとか。

それはともかく、
お堂からいただいてきたそれぞれの印相図、
見ながらわが手でやろうとしても、
なかなかすっと出来ず。
凡夫にはむつかしゅうございますね。


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稲荷像いろいろ

御本家の豊川稲荷には、
ずいぶん昔に詣でたことがあるのですが、
東京別院に足を運んだのは初めて。


赤坂豊川稲荷鳥居


ご本殿の前のお稲荷さまは、
かなりお年を経た感じ。


本殿の稲荷狐


リアルな獣の威厳を感じさせます。


本殿の稲荷狐(左)


それに比べると、
奥の院に通じる鳥居前のお稲荷さまは、
ずいぶんしゅっとしてスタイリッシュだし、
近年作られたものらしく、色鮮やか。


奥の院参道稲荷狐(玉)


口に銜えた宝珠と巻物は定番なれど、
何だか古代エジプトの犬神さまのような
細身のシルエットですね。


奥の院参道稲荷狐(巻物)


こちらの「子だき狐」のお顔は素朴で穏やか。
お揃いの赤い涎掛けに
ちいさな子狐が埋もれそうなのが、
微笑ましいですね。


子だき狐




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やさしい狛犬

新宿通り沿いの秋葉神社。
四谷消防署新宿御苑出張所のお隣。
火伏の神様の秋葉さまと
消防署が並んでいるのもご縁ですね。

ビルに挟まれて小さな間口ですが、
鳥居前の紫陽花が綺麗。


秋葉神社


ここの狛犬はとても愛嬌のある顔をしています。
口を開けた阿像のほうは、
やんちゃな子に髭?をくわえられても、
こらこら、って感じで笑っているし。


秋葉狛犬阿


口を閉じた吽像のほうは、
毬のような玉で遊んでいる子を、
大事そうに守っているし。
このお顔はにっこり笑っていますよね。

右足の下に子犬を置いたものを”子取りの狛犬”、
玉を置いたものを”玉取りの狛犬”と呼ぶそうですが、
玉のほうにまで子がからんで、
子どもが可愛くてならない親という感じ。
いつ見ても微笑ましくなります。


秋葉狛犬吽


ご参考までに、
こちらは日野市の石田寺(せきでんじ)境内にある
お稲荷様の神使・狐の阿吽像。


石田寺狐阿


お顔はちょっときつい感じだけれど、
子取りの像には、わが子を守ろうとする
リアルな母性本能が感じられて、
お参りするたびに、しみじみ眺めてしまいます。


石田寺狐吽

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