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ふみ函

南天(なんてん)のお椀

色づき初めの南天


今月初めにはまだほんのり色づいたくらいの南天の実も、
くっきりと色を増してきました。

この実が真っ赤に色づくと、
年末が近づいてきたと感じます。


南天の実


南天は”難を転じる”の「難転(なんてん)」に通じる縁起物。
紅い実と深い緑の葉の対比が鮮やか。
葉には殺菌作用もあって、お赤飯などにも添えられます。
我が家では彩りも兼ねて、おせちの栗きんとんのお重には必ず。



南天のお椀


実家にあった蓋付きのお椀には
お椀の縁と蓋の裏側に南天の絵が。


昔の漆塗りの器は軽くて品があってとても素敵。
お正月にはこれでお雑煮をいただきます。
あと一ヵ月と十日で新しい年が来るのですね。
早いこと!





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水たまりの銀杏葉

雨の銀杏

急に寒くなって、

つめたい雨が降り続き、

色を変えたばかりの銀杏葉も打ち落とされ、

煮こごりのように折り重なって水たまりの中。



季節が足早すぎて戸惑います。

明日はすっきり晴れますように。





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小村雪岱展の二人

ニューオータニ美術館で開催中の小村雪岱展へ。


雪岱ちらし


雪岱は泉鏡花に抜擢されて、
鏡花の『日本橋』単行本装丁を手がけ、
それをきっかけに世に認められただけに、
その後も鏡花本とは所縁が深い方。

その手になる本の表紙、見開き、函の数々。
アールデコ調の植物模様の愛らしさ!
浮世絵ふうのすっきりした女の立ち姿。
どれも洗練されて印象的。
鏡花の世界だなあ、と魅せられます。

その後、舞台美術の世界へも。
鏡花の『稽古扇』や、長谷川伸の『一本刀土俵入』の舞台背景。
これも雪岱さんが作られたのだなあ、と
原画と舞台写真をなつかしく見比べました。

雑誌の表紙絵も素敵。
鈴木春信ふうの二人の女性が、
むつまじく向き合ってしゃがんでいる『春泥』87号の絵柄は、
少し趣を変えて『見立寒山拾得』という作品にもなっていました。

心惹かれたので、絵ハガキがあれば求めたかったのですが、
販売ハガキはかなり限定されていたので、
三つ折ファイルになったものを購入。


見立寒山拾得


不思議な世界。
どこか中性的で、若衆二人のようにも思えます。



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