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ふみ函

新しい歌舞伎座

歌舞伎座

新装成った歌舞伎座の柿落公演。
遅ればせながら、千秋楽の幕見に並んで見てきました。



緞帳

幕間の緞帳披露では、皆さん盛んに撮影。
これは中島千波さんの桜と紅葉。

千波さんの作品といえば、
歌舞伎界を舞台にした宮尾登美子さんの傑作『きのね』の、
朝日新聞連載時の味わいある挿絵を思い出します。



三階の壁

今回の歌舞伎座の設計は、出来る限り以前の建物を再現したとのことで、
確かに幕見席から見る天井もなじみのかたちで、ほっと安心。
その一方で、以前は見えなかった花道も見えるようになったのは嬉しいこと。

ただ、三階の壁がのっぺりしていて、あららと思いました。
以前はもっと扉があったのです。
いささかすっきりしすぎて物足りないような。

無い物ねだりかもしれませんが、味わいというものは、
一見無駄に思えるようなところにこそ存在するのかもしれません。


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変わりゆく渋谷駅

昨年、もとの東急文化会館の跡地に渋谷ヒカリエがオープンし、
この3月には東急東横線が地下に移動し、
大転換のさなかにある渋谷駅。

平日は通勤のため、毎日乗り降りするし、
ミニシアター通いのため、休日も足を運ぶことの多い渋谷は、
長年の馴染みですから、その移り変わりは感慨深いもの。
消えてしまったあれこれは、今も記憶に残っています。

現在、東急本店一階入口に飾られているこのジオラマは、
1964年(昭和39年)の渋谷駅を、150分の1のスケールであらわしたもの。
制作者は武蔵野市の富沢瑞夫・昭子ご夫婦。
富沢さんのHP「60年代 懐かしの宝箱」特集ページに詳しく紹介されています。


渋谷ジオラマ


これは、東急文化会館側から、
東急東横線のかまぼこ屋根の方を見下ろしたところ。
細かいところまで本当に良く出来ていて、見飽きません。


ヒカリエからの渋谷駅


実際の今の景色と比較したくなって、
ヒカリエの八階から、同じ方角を撮影してみました。

銀座線も、東横線のかまぼこ屋根も、まったく同じ!
出入りする銀座線の車両が、本当に模型のようで可愛らしい。

でも銀座線に沿うように並んでいた通路は消え、
新しくヒカリエへの通路がもっと左寄りに出現しています。
かまぼこ屋根のホームも、この5月には解体されてしまうとか。



ヒカリエからの渋谷駅


もうじきこの東急東横店の建物も、
超高層ビルに生まれ変わってしまうんですね。
お名残り惜しい。


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白花蒲公英(しろばなたんぽぽ)

ここ最近、都心部でもあちこちで
シロバナタンポポを目にするようになりました。

もともとは西日本に分布する花。
私は西の生まれなので、蒲公英(たんぽぽ)といえばこれ。
昔からのお馴染みさんです。

シロバナタンポポ2

黄一色の鮮やかにはかなわないかもしれないけれど、
白には白にしかない良さがあります。

朝からお昼にかけて、元気いっぱいに開いている時、
黄色い花粉が、中央からぱあっと吹きこぼれるのが見えるのです。
これが目に留まるのは、白い花弁だからこそ。

白は無垢なキャンバス。
潔いうつくしさですね。




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