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ふみ函

浅草寺伝法院の庭

東京スカイツリーが一周年を迎えたとか。
でも新しくて人が多い所には、どうも足が向かず。

そこにほど近い浅草寺伝通院の庭園。
少し前になりますが、浅草寺「大絵馬・寺宝展と庭園拝観」
の催しで特別公開されていた時、足を運びました。
やはりこういうところの方が落ち着きます。


五重塔とスカイツリー


お目当ては特別展示室の大絵馬展で、
鈴木基一の「迦陵頻伽」、柴田是真の「茨木」、歌川国芳の「一つ家」など、
素晴らしいものばかりで堪能しましたが、
お庭もしっとりとして素敵。


石楠花が見頃を迎えていました。


伝法院の池


井戸に浮かんだ椿の落下も風情。


水面の花


すぐそこが仲見世の喧騒とは思えないほどの静けさ。
次の公開の折には、お友達を誘ってみたいですね。


黄菖蒲



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映画『舟を編む』の早雲荘ロケ地

映画『舟を編む』、ようやく観ました。


舟を編む


題材も役者さんも美術も素晴らしかった!
本好き、古い建物好きの私には至福の作品。

なんでもないような言葉も心に残ります。
大家のタケさんの「お帰り」に対して「ただいま」で止めず、
「只今帰りました」ときっちり挨拶を返す馬締くんや、
恋に落ちた彼に「好いたお嬢さんが出来たのですか」と、
古風な言い回しで尋ねる松本先生など。


そして馬締の住む古びた早雲荘の存在感!
積まれた沢山の本ともども、古き良き時代の空気そのまま。
とてもセットとは思えません。


早雲荘玄関

   ↑
(映画のパンフレット写真より)
   ↓

早雲荘前


内部はセットだけれど、外観はロケとのこと。
パンフレットの撮影日誌に”本郷で撮影した外観”(P.64)とあってぴんと来ました。
ここですね。


本郷


本郷5丁目のかなり勾配のある坂の途中にある二階建て。
このあたりは何度か歩いたことがあるので、なんとなく覚えていました。
美術の原田氏の談話で「旅館の従業員向けのアパートみたいな建物」とあるので、
すぐ近くの老舗旅館鳳明館の持ちものでしょうか。

玄関灯といい二階の手すりといい、昔は当たり前に見られたような建物ですが、
いまやこういう風情こそ貴重。


文京区本郷はこういう建物がところどころに残るお気に入りのエリア。
それでもちょっと行かないうちに、まぼろしのように消えてしまう景色もあります。
鳳明館森川別館の入口向かいにあった「本郷館」の、
威風堂々の木造三階建ても消え、現代的なものに変わってしまいました。
映画『江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者』(1976年)の画面で偲ぶしかありません。


本郷館1

*ありし日の本郷館(2011年8月撮影)



本郷2


本郷は坂の多い街。
のぼったりくだったり曲がったり戻ったりしながら迷路のように楽しめますが、
迷子になってくたびれたくない方のために、一応の道筋を。

場所は菊坂通りから脇に入った坂道。
菊坂通りを、白山通り近くの菊坂下から本郷通りへの向きで上るならば、
進行方向の左手、最初の坂。
「鳳明館」への道筋を示す大きな看板があるのですぐ分かります。


(2016年6月28日追記)
コメントで反響があったので、
しばらくぶりにロケ地の建物を確認して来ました。
嬉しいことに今も健在でした。
門脇の樹は残念ながら切られてしまったようですが、
現在の姿を載せておきます。


本郷ロケ地20166


(2016年6月26日撮影)

(追々記)

コメント蘭で反響があったので、
ロケ地について新たに記事を書きました。
『舟を編む』ロケ地再び
(2018年8月27日)




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こども袢纏のお伽話

衣装箪笥のかたすみにとってある、昔の子ども袢纏。
母が縫ってくれたちいさな綿入れです。
こんなの着てたのですね。なつかしい。

よく見ると愛らしい絵柄は、
絵本でみるようなおとぎ話がモチーフ。


子ども袢纏


桃太郎の誕生。
包丁の存在感が結構気になりますが…


桃太郎


♪お椀の舟に箸の櫂 の一寸法師。


一寸法師


これは「かちかち山」で、狸をひどい目に合わせておいて、
今逃げなんとする薪を背負った兎でしょうか。


かちかち山兎


これは金太郎の「鯉つかみ」かな。
歌川国芳の「坂田怪童丸」にも同じような図がありましたっけ。
真っ赤な身体の金太郎が、自分よりも大きな鯉をむんずとつかんでいる絵。
でもこの子は赤くないですね。はてな?


鯛






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「繭蔵」と青梅散策

羽村に住むお友達のところにお出かけ。
このあたりに来たのは初めてです。

彼女が素敵なレストランを予約していてくれました。

繭蔵テラス

繭蔵入口


東青梅駅と青梅駅のちょうど間にある「Dining & Gallery 繭蔵(まゆぐら」
大谷石造りの蔵を改装した素敵なお店。


繭蔵店名看板

ちょっとわかりづらいけれど、
このオブジェの透明な丸い部分に「繭蔵」という店名が書いてありますね。
青梅は大正時代のころは、ちりめんなど織物の街として栄えていたとか。

木製の床や調度がとても落ち着く店内で、
五穀米と野菜料理のランチをいただきました。

グリーンピースとお豆腐のテリーヌや、
柔らかな筍と蕪の葉の和えものなど、どれもとても美味。


野菜ランチ


しばしあたりをそぞろ歩き。
こういう古びたトタン屋根の建物は、なんとも風情があります。


古いお店


フェンスからぐっと顔をのぞかせた大輪の白牡丹。


白牡丹


フェンス越しに見えた青梅総合高等学校の講堂も雰囲気のある建物。
このレリーフは何なのかな。かなり年代物のよう。
見学が許されるものならば、間近でしげしげと見てみたいものです。


古い講堂


青梅には私が撮りたいものがいっぱいありそうですね。



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