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ふみ函

大野麥風展と東京ステーションギャラリー

暑い中、涼しげな魚の絵のちらしを見て、
行ってみたいなあと思っていた「大野麥風展」
ようやく鑑賞できました。


ポスター


「大日本魚類画集」のための、色鮮やかな木版画。
もともと博物画は好きですが、
それを超えて躍動感があり、絵としての構図も素晴らしいもの。
絵の水族館のなかを周遊しているようで見飽きません。


とびうお


チケットも魚のかたち。
ユーモラスな遊び心ですね。


入場券


以前のステーションギャラリーに入ったことはありますが、
当初のかたちに復元された東京駅丸の内駅舎とともに、
リニューアルされてから入ったのは初めて。

展示会場はむろん撮影禁止ですが、
三階展示場から二階へと降りる階段沿いに、
当時のままの古い煉瓦の壁が見えて、
記念に一枚。


煉瓦の壁


見上げると、天井から吊り下げられたライトも、
花弁のようでうつくしいです。


花形吊りライト


二階展示を見終えて出ると、
東京駅北口を見下ろす回廊。


二階回廊


こんな大きな駅の改札口には、
いろんなドラマが交錯しているようで、
しばらく佇んでみつめてしまいました。


一階を見下ろす


本当に夢の世界のように素敵なところですね。
また何か素敵な企画展の時に足を運んでみたいです。


東京駅ドーム天井

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赤と青の水門

TVドラマ『Woman』の第6話には、
赤い水門のある印象的な河原が出てきました。

ここは北区志茂にある旧岩淵水門
大正5年から8年の歳月をかけて作られたという、荒川の水門。
その赤い色から、「赤水門」の名で親しまれているとか。
なんとも趣のある朱色。川面に映えます。


赤水門・青水門


後ろに見えているのが、現在の岩淵水門。
通称「青水門」。今はこちらが現役。


青水門


このあたりは荒川と隅田川の分岐点。


中州



赤水門のすぐわきには橋があって、
その先には「水門公園」と呼ばれる緑地帯が。



水門上橋


良い感じに古びた橋からもよく見える青水門。


橋からの青水門


緑地帯にはこんもりと樹が茂り、
碑や東屋や鉄のオブジェなども。


水門橋2


あ、このオブジェです!
人工物なのに、なにか自然の樹木のような存在感。


「月を射る」


説明板によれば、これは「月を射る」という名の作品。
平成8年度荒川リバーアートコンテスト特賞受賞作。
作者は青野正さん。
無垢の鉄棒を溶断し、一本ずつ積み上げて制作されたものとか。

”形あるものの消え行く時間、
造られたものが風化され「風になる」という
遥かなことに、思いを巡らせて”いるという、
作者の言葉にも惹かれます。


栞2


ドラマ画面で観た時も、一瞬で目が吸い寄せられ、
滅びの美しさのようなものが感じられました。


オブジェ


ここから階段で水辺近くにまで下りられます。
ドラマで子どもたちが遊んでいたのは、この下のほう。


栞1


水門公園上


二人を連れて来てくれたやさしいナマケモノさんが、
ごろんと寝っ転がっていたのはこのあたり。
アカツメクサの花がいっぱいの草の絨毯。


中州の上


水辺の石垣の間には、
大小さまざまな蟹がさささ、と動いていました。
子どもたちはきっと夢中になったことでしょう。


赤水門1


ドラマの中の街は、コラージュされた架空の世界だけれど、
その部分部分は確かな本物。

良質の作品に導かれて、
また気持ちの良い場所を知ることが出来ました。


赤水門と中州





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日傘の影

暦の上では立秋とは言っても、
暑さはまだ真っ盛り。
外歩きに日傘は必需品。


日傘


雨傘は、まっすぐさせばよいものですが、
日傘は刻々と変わる日差しの傾きに合わせないと、
体が影に入り切れません。


日傘の影


以前、ドラマ撮影を見学した時、撮影の合間に
お付きのひとのさしかける傘の角度が合わず、
主演のかたのお顔が陽にさらされてしまって、
やきもきしたのを思い出します。

ちゃんと考えて持たなくちゃいけませんね。


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