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ふみ函

辛夷(こぶし)の実の糸

風雨でたくさん打ち落とされた、
街路樹のこぶしの実。


こぶしの実


ごつごつとして、拳(こぶし)を握ったようなかたちの実がなるから、
「こぶし」という名前なのだと、以前植物の本で読みました。

白くひらひらした春の花からは想像もつきませんね。


こぶしの実の糸


特徴的なのは、実をぶら下げているこの糸。
赤い実をゆっくり引っ張ると、
しゅるしゅるっと伸びてきて、
おお、とびっくりします。

お蚕さんの繭を引っ張ると、
細い糸になってゆく手応えに近いでしょうか。


辛夷詩画


最初にこのことを教えてもらった時は吃驚して、
神秘的というか、怖いような気がしました。

そのすぐ後に描いた絵がこれ。
もう18年も前のことになりますね。
早いなあ。



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河井寛次郎の登り窯

NHK日曜美術館で紹介されて以来、
心惹かれていた河井寛次郎記念館

先月、用事で京都に行った折、時間をつくって訪ねてみました。


二階窓と彫像


寛次郎氏が暮らし、作品を制作していたお宅が記念館となって、
作品が展示されています。

端正な中庭も風情。


中庭


さらに奥には登り窯が鎮座まします。
神社内陣に入るようで、襟を正したくなります。


登り窯


登り窯2


ずらりと並んで、おうちの戸口のようですね。
「アラビアン・ナイト」で盗賊がしるしをつけた
アリババの家の扉を思い出します。


登り窯戸口


登り窯通路


たくさんの作品を生み出した窯の存在感。
この窯全体が生きた作品のように思えて、眺め飽きませんでした。


登り窯上



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