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ふみ函

川端龍子の家

日本画家川端龍子(かわばたりゅうし)のダイナミックな作品は、以前から大好きで、
わけても黒地に金だけで描かれた『草炎』に惹かれます。

大田区にある龍子記念館にもいつか行きたいと思っていましたが、
年内最後の開館日に、ようやく訪れることが出来ました。
入っていきなり『草炎』と同趣の『草の実』が展示されていて感激。


龍子記念館


向かい側は一日三回、時間限定で公開されている、
アトリエや母屋、お庭などがある龍子公園。
ぎりぎり間に合って、学芸員の方の説明を伺いながら見学。


龍子(りゅうし)は名前に合わせ、
龍のイメージを大事になさったとのことで、
門に向かう石畳も鱗を模し、龍のようにくねっています。


うろこ道


こちらは「爆弾散華の池」。


爆弾散華の池


終戦のわずか二日前に、米軍機の襲撃を受け、
そのあとの穴から水が湧き出してきたのを池にしたとか。
野菜の実などが吹き飛ばされた様子を描いた作品『爆弾散華』にちなみ、
命名された池だそうです。


池の説明版


幸い被害を免れたアトリエのほうは、
どっしりとして立派なつくり。


アトリエ裏手


ガラス越しの見学ですが、
天井がとても高くて広々とした空間。
軒先の網代模様が映りこんでいます。


アトリエ天井


扉や壁にも敷石と同じように、
龍の鱗のような刻み模様が。


アトリエのドア



母屋のほうの縁側にも鱗模様。



うろこ縁側


お部屋の中のこの飾りも、龍を抽象的にしたデザインだそうです。
徹底して”龍”の家なのですね。


龍デザイン


お庭はちょうど山茶花と紅葉が見頃でした。


山茶花紅葉



龍子公園紅葉



季節ごとに趣を変えるという庭。
また梅や桜の季節にも訪れてみたいものです。


石畳落葉



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ねこ型メモ

以前、ニューオータニ美術館のミュージアムショップで購入した、
可愛いねこ型のメモ用紙。


CAT MEMO


ぱらぱらめくると5パターンの顔。
CDやDVDのケースにもちょうどおさまる大きさなので、
インデックスに使ったり、
お友達への一筆箋に使ったり、
愛用しています。


ねこメモ帳


グリーティングライフの、
「アニマルダイカットメモ ねこ」という商品。


ほかにもいろいろなシリーズがあって、
眺めているだけで楽しくなります。
こういう洒落た文具雑貨は大好き。


オンラインでも買えるようですが、
そのうちお店に足を運んで、
クリスマスカードなども見てみようかな。



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改修中の安田講堂

東京大学のシンボルともいうべき安田講堂は、
現在耐震工事のため閉鎖中。


安田講堂外観


一日だけ工事中の内部を見学出来る(学内者対象)とのお知らせを受け、
勇んで参加。


安田講堂車寄


以前、120周年記念の催しの際、中に入ったことはありますが、
工事中の今はどんなふうになっているのか、どきどき。

ちなみにこの正面入り口は建物三階部分。


玄関ステンドグラス


通路部分の壁や柱の一部分は、削られています。


窓と扉


窓とアーチ部分


半円状の大講堂は天井近くまで足場が組まれ、視界が利かず。
こうしてみるとなんだか宇宙ステーションのようですね。


講堂天井


天井のリズミカルなだんだら模様。


講堂窓


二階の一部には、設計図のパネルや、
グリルやドアの装飾パーツなどの展示。


二階部分1


装飾パーツ


唐草がからんだような渦巻模様が楽しいです。




二階部分2

二階部分3


がしがし削られ剥がされ、鉄骨がむきだしになっている部分は廃墟めいた眺めですが、
階段付近や正面に面した部屋の一部は、優美な姿を保ったまま。



アールデコ装飾階段


このアールデコ調のデザインは本当にお洒落だなあ。


階段俯瞰


手すりのゆるやかな曲線。


階段曲線


貴賓室のシャンデリア。


シャンデリア


表のひかりを映す艶やかな木組みの床の風格。


床光


やっぱり素晴らしい建物だなあと再認識。
再生の日が待たれます。


窓からの眺め



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