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ふみ函

京博と養源院

神戸の翌日には、京都に立ち寄りました。
何度訪れても京の都は見尽くせません。
美術館、博物館もいっぱい。

「大探検!京都国立博物館」というNHK番組を見ていたこともあり、
この9月リニューアルオープンした京都国立博物館へ。

番組の中でも紹介されていた「宝誌和尚立像」には目が釘づけになりました。
引き裂かれた顔の中から、観音菩薩の顔が現れているのです。
なんともシュールな図。
(写真は「大探検!京都国立博物館」の画面から)


宝誌和尚立像部分


完成したばかりの平常展示館・平成知新館で、
こうした名品をじっくり眺めることが出来ました。

煉瓦造りの「明治古都館」は閉館中でしたが、
宮殿のように壮麗な外観は変わりありません。
設計は宮内省の技師・片山東熊。明治28年(1895)10月竣工。


京都国立博物館


正面玄関上の三角形のペディメントには
毘首羯磨(びしゅかつま)と伎芸天(ぎげいてん)の彫刻。
仏教世界の美術工芸の神です。


毘首羯磨と伎芸天


道を隔ててすぐ近くの養源院へ。


養源院参道


紅葉の盛りはさすがに過ぎていましたが、
名残の落葉の色も味わい深いものでした。


楓の根


まだ葉を残していた二、三本の楓は、
冷たい空気の中で妖しいほど深い紅。


養源院紅葉


俵屋宗達が杉戸に描いた白像図は、
お寺の薄暗い空間で見ると、たいへんな迫力。

現在、京都キャンペーンのポスターに起用されたため、
にわかに知名度があがったとか。


白象図ポスター


ポスターのキャッチフレーズ通り、
”日本に、京都があってよかった。”
本当に。


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芦屋の陽光、神戸の夜景

ヨドコウ迎賓館を堪能した後、
また芦屋川沿いに駅まで戻るわずかな間も、
目に映る景色が皆素敵に思えました。
気持ちが昂揚しているせいでしょうか。


ライト坂から見える、
ヨドコウ迎賓館とは反対側の小高い場所に見える洋館。


暖炉煙突洋館


ライトの飾りモチーフを見て来た目には、
こういう門扉の幾何学模様が落とす影も
リズミカルで楽しく。


門扉と影


日本画に出て来そうな枝ぶりの樹が
両側から迫る奥からとんがり屋根がのぞいているのも
なんだか面白く。


とんがり屋根と樹


神戸三宮に移動し、用事が済んだのは夜。
元町中華街の灯は艶やか。


元町中華街


元町通りをぶらついていたら、
綺麗な紅いドレスに吸い寄せられました。
ベトナム料理屋HA LANG SON(ハーランソン)の看板トルソー。


元町通りhalangson


ルミナリエの電飾を初めて見ました。
この世のものではないような美しさ。

阪神淡路大震災犠牲者の方への鎮魂のため、
そして都市の復興・再生を願って始まったこの催しも、
もう今年で二十回目になるのですね。


ルミナリエ


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ヨドコウ迎賓館

所用あって神戸を訪れた日、
せっかくなので、大好きなヨドコウ迎賓館に足を延ばしました。
芦屋市の小高い丘の上に建つ、
フランク・フロイド・ライト設計の素敵な洋館。


最寄り駅は阪急電鉄「芦屋川」。
芦屋川にかかる開森橋を渡る前から、
行く手にその姿が見えます。


芦屋川の橋


結構急勾配のライト坂。


ライト坂


坂を上った左手に見えてくる門。


ヨドコウ迎賓館門


この建物は当初、「櫻正宗」で知られる灘の酒造家
山邑(やまむら)氏の別邸として設計されたとか。
1924年(大正13年)竣工。


ヨドコウ迎賓館車寄


今年4月~5月に放映されたNHK土曜ドラマ「ロング・グッドバイ」では、
作家・上井戸氏の邸宅として登場しました。
(写真はTVドラマから)


上井戸邸


高みにたくさん開いている通風口も楽しい二階応接間。


ヨドコウ迎賓館2階


どの場所を回っても目に付く幾何学モチーフは、
植物の葉をイメージしたものらしいとのこと。


ヨドコウ迎賓館通路


三階和室の窓にも同じ模様の飾り銅版。
型紙の文様を思わせます。


ヨドコウ迎賓館和室


欄間にもこの飾り。緑青の青磁色が美しいこと。
売店には黒地にこの緑飾りのオリジナルTシャツが並んでいました。


和室欄間


暖炉のある4階食堂。
とんがった天井のデザインが面白いです。


4階食堂


食堂外のバルコニー。
この線のリズムや大谷石の使い方はいかにもライトという感じ。


4階バルコニー


バルコニーから見える豊かな緑。
快晴でした。


バルコニー景観


しかし外に出ずとも、
二階応接室長椅子上の広い窓からは、
絵のように市街が見渡せます。
本当にどこから見ても絵になって見飽きません。


窓からの眺め


給湯室やちょっとした角々に、
さりげなく緑が飾られているのも心なごみました。


コップの緑


阪神大震災での破損も修復されて、
この素敵な建物が今も公開されていることに感謝。
いつまでも健在でありますように。


瓶の生け花


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銀杏葉の縁取り

黄色に色づいて、毎日はらはらと舞い落ちる銀杏。
ふと見ると、縁のあたりだけ緑の色が残っています。
ここだけ色変わりしきれないまま落ちたものでしょうか。


銀杏縁取り


外では今ひとつ色が分かりにくいかと、
拾ってきて黒布の上に置いてみました。
端のほうだけわざわざひとすじ緑の線を引いたような感じ。
巧まざる自然のデザインの妙。


銀杏縁取り2


それにしても銀杏の葉は
綺麗なかたちをしていますね。



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「昭和の東京をたずねる」

九段下の昭和館近くを通りかかったら、
「昭和の東京をたずねる」という展示の看板が。


昭和の東京展


二階ひろばに並ぶ写真パネルには、
戦前から戦後にかけての東京の姿。

これは昭和11年当時の東京駅。
つい2年前に復元されたのと同じ丸型ドームの三階建てに既視感はありますが、
前を通る市電と周りの閑散とした様子が時代を感じさせます。

撮影は東京大空襲の惨状などを撮影したことで知られる
警視庁の警察官でもあった写真家・石川光陽氏。
戦前から戦後すぐの時代までの写真は、すべて石川氏撮影のもの。


昭和初期の東京駅


こちらは昭和40年の東京駅。
撮影は太田晙三氏。
台型ドーム二階建てのこのかたちには、近年まで馴染んでいましたが、
都バスのかたちや地下鉄のマークなどは、
もうずいぶん変わっているのに気付かされます。
現在の地下鉄は「東京メトロ」のMマークですが、
この頃は「SUBWEY(サブウェイ)」のSマークでした。


二階建て東京駅


同じく太田氏撮影の昭和39年の渋谷駅。
今も大きく変わり続けている渋谷駅近辺ですが、
こういう何気ない光景には郷愁を感じます。
まごうかたなき昭和の風景。


渋谷駅(S39)


貴重な昭和の写真とスケッチ(5階)の展示は、
12月23日まで。


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クリスマスツリー・マトリョーシカ

今年は目白のマリンカに行く機会が増えました。
やはり2月のソチオリンピックで、
ロシア熱が高まったからでしょうか。


そんなわけで友人へのプレゼントもこのお店で調達。
クリスマスにちなんだ面白いマトリョーシカ。


クリスマスツリー・マト並び


背の高いクリスマスツリー。
その中にサンタクロース。
その中に雪だるま。
その中にペンギン。
その中に小さなツリー。
なんだかみんなとぼけた表情。

高い塔のようにとんがった天辺の飾りが、
いかにもロシア調でユニークですね。


クリスマスツリー・マト



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