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ふみ函

金沢周遊(三)石仏

卯辰山山麓寺院群の中でも、
早朝訪れた宝泉寺はことに印象的。


子来坂


急勾配の子来坂(こぎざか、と読むそうな)を進み、
寺への石段を上ると、
ぱっと開ける眺望。
松の緑も麗らか。


宝泉寺境内


石段脇や境内のそちこちに見える石仏が、
なんとも良い感じ。
お不動さまも怒り顔ではないようです。


不動明王石仏


千手観音さまのたくさんの御手は、
もはや記号化して、
背中に生えた羽根のよう。


千手観音石仏2


こちらの方のお顔は、
明らかに目鼻立ちが違っていて、
異国からいらしたのかな、と。


千手観音石仏


涅槃図。
横たわるお釈迦さまは、
何だか安らいで気持ちよさそう。


涅槃図石仏


薬壺(やっこ)を手にした薬師如来さま。
見ているだけでほっとします。


宝泉寺石仏


ひとの手で作られたものでありながら、
すでに自然の一部と化していますね。


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金沢周遊(二)浅野川

歩いたのは主に泉鏡花に関連した場所なので、
東のほう。
作品にもよく登場する浅野川周辺。


浅野川大橋


まずは主計(かずえ)町側から見た浅野川大橋。


浅野川2


橋の上から見た川は、
満々たる水を湛えて静か。


中の橋2


こちらは一本お隣の中の橋。
木造の欄干は時代劇に出て来そうな風情。


中の橋


夜に通りかかった天神橋。
こちらは少し上流。


天神橋


鏡花の「滝の白糸」に登場する橋ですが、
今は近代的な洋橋ですね。
白糸がすらりと立つには、こちらの梅の橋の方がさまになりそう。


縷紅草と梅の橋


梅の橋の東山側の橋詰に、
紅い縷紅草(るこうそう)が咲いていました。
鏡花の遺作「縷紅新草」が思い出されます。


滝の白糸像


対岸の松の傍には滝の白糸像。
どこから見ても絵になる橋ですねぇ。


梅の橋


また別の日の散策。
今度は浅野川大橋から下流へと。


川沿いの遊歩道


川沿いの遊歩道に立つ街灯が、
明治時代のガス燈ふうなのも素敵です。
水面に映る緑が綺麗。


浅野川


大橋、中の橋と来て、次は小橋。
名前から、かなり小さい橋なのかと思いきや、
がっちりした鉄骨造り。


小橋


小橋の上から下流を眺めると、
水の上の台座に、鷺が静かに佇んでいました。


小橋から見た鷺







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金沢周遊(一)街角のウインドウ

所用あって金沢へ。
用事の合間にいっぱい歩きました。
数十年ぶりの街の佇まいにわくわく。

表通りも素敵だけれど、
道幅の狭い裏の通りはより魅力的。


福助と招き猫


いきなり目をひかれた福助。
かなりの年代物で存在感たっぷり。


前田公とバラライカ


前田重教(しげみち)公の前にバラライカ。


面長福助


こちらの福助さんは、かなり個性的な顔立ち。
誰かモデルが居そうですね。


ウインドウの三味線


三味線が飾られているのは、
いかにもひがし茶屋街らしい風情。


櫛ケース


木虫籠(きむすこ)と呼ばれる細い格子に飾られた
様々な櫛も絵になりますね。


ウインドウの蛙


こちらも東山の骨董屋さん。
ウインドウの中で寝そべるカエルは、
のんびりと気持ちよさそうでした。


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自然教育園の森

秋雨の合間を縫って、目黒の自然教育園へ。

先日、庭園美術館を訪れた折に、
そういえばお隣のこちらにはだいぶご無沙汰だなあと思って。


自然教育園の森



大きな公園や植物園には、わりとよく行く方ですが、
ここはかなりお久しぶり。



倒木


倒木の様子などを見ていると、
本当に山の中のよう。
新宿御苑や小石川植物園に比べて、
ここはもっと原始の森のように、
うっそうと生い茂っている感じがします。


寄り添う樹


この二本の樹は、
まるでひっそりと抱擁しているように見えますね。


やぶみょうが


やぶみょうがの実が瑠璃色に色づき、
薄の穂がすくすくと伸びていました。


薄


空は雨もよいの銀色。
そろそろ澄み渡った秋空が見たいものです。



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梅雨時の花、戻り咲き

いつもより早い秋の訪れとともに、
まるで梅雨時のように来る日も来る日も雨。

このお天気で、時期を勘違いしたのか、
時季外れの花たちがあちこちに。


梔子戻り咲き


梔子(くちなし)も、定家葛(ていかかずら)も、
本来は梅雨時、初夏の花ですが、
こんな気候が続いては、間違えるのもごもっとも。


戻り咲きテイカカズラ


そろそろ彼岸花の季節だというのに、
長雨はいつまで続くのでしょう。



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