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ふみ函

今はなき渋谷の風景(米谷清和展)

「米谷清和展~渋谷、新宿、三鷹~」
(三鷹市美術ギャラリー)を観て来ました。
サブタイトル通り、三つの街の風景が描かれています。


米谷清和展ポスター


渋谷も新宿も馴染みの場所。
ことに渋谷は通勤のため、毎日のように乗り降りする駅。
変わりゆく渋谷駅
変わりゆく渋谷駅・その2
など、これまでにも記事にもしていますが、
ここ何年も激動の変化を遂げているところ。

展示はまず、その渋谷エリアから。
70年代、80年代、90年代それぞれの渋谷駅の内外。
作品の大きさに圧倒されました。
四曲一双の屏風絵は、映画のスクリーンの如き存在感。

「雪の日」「雪、降りしきる」に描かれた
高速道路の裏側と歩道橋と東急バスの停留所。
東急東横線の駅と東急東横店。

停留所の人たちはじっと動かず、
その上の歩道橋では人々は足早に、
あるいはゆっくりと歩いている。
その動く速度まで感じられるような。

かつて確かに存在し、
今は失われた光景にタイムスリップしたかのよう。
離れがたく、その場に立ち尽くし、
絵画の持つ力に打たれました。


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乙女と妃の薄紅色

東京も桜開花宣言。
小石川植物園はどんな様子かな、と訪ねてみると、
桜はまだまだ蕾ばかり。
一気には行かないものです。


楊貴妃


まるでその代わりのように紅梅が咲き誇っていました。
名前は「楊貴妃」。あでやかな薄紅。


乙女椿2


柴田記念館裏手にひっそりと立つ
乙女椿も綺麗でした。



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植物の輪

ギャラリーゆうどの
「旅する植物、旅する足なか」展にお邪魔。


三椏リース2


ゆうどの展示はいつも、
自然を感じさせるものが多く、心地よいのですが、
今回の展示もユニーク!

これらのみっしりと分厚いリースは、
二名良日(ふたなよしひ)さんの手になるもの。
”日本中に竹をもとめて歩き、
なんでもリースにする”方とのことですが、
この大きさと存在感は尋常ではありませんね。


マムシ草リース


山を歩いていると目につくような、
懐かしい野生の植物がいっぱい。
この一番上の赤いのはマムシグサの実。

こんなふうに床に重ね置かれていると、
中に赤ちゃんを入れる嬰児籠(えじこ)を連想します。
ゆうどブログにも書かれているように、
単にリースと呼ぶには飽き足りません。
何と呼ぶのがふさわしいでしょうか。


三椏リース


三椏(みつまた)の黄色っぽい花が織り込まれた作品は、
美味しそうなナッツ類をトッピングした
巨大なドーナツみたいにも見えますね。


姥百合リース


これは姥百合の実。
数限りなく連ねられて、うねりと生命力を感じます。
お見事!

姥百合の実とタネはとても面白くて、昔から好き。
植物詩画も描いています。
あ、もう19年近くも前か。


姥百合のタネ


植物は本当に精巧でユニーク。
つくづくすごいなと思います。




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五人囃子は能囃子

先日、久しぶりに室生能楽堂へ足を運び、
午前から午後にかけて出し物を拝見。
能舞台に向かうと気持ちも改まって、
背筋が伸びる気がします。

能のお囃子は向かって左から、
太鼓、大鼓、小鼓、笛(龍笛)という並び順。

雛飾りの五人囃子は、
それを忠実に再現しているんだなあ、と
舞台を観ながら思い出していました。


五人囃子(鼓)


大鼓、小鼓の鼓方は床几に腰掛け、
あとのお三方は正座。
一番右は地謡の方ですね。


五人囃子(笛・謡)

それにしても、どの楽器も
本物そのままによく映していること!
能楽は身近なものだったんですねぇ。


能囃子の楽器

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桃の節句のちらし寿司

桃の節句なので、
夕飯はちらし寿司を作ってみました。
具は菜の花、鮭、にしん、人参、
しいたけ、青紫蘇、卵焼き、海苔など。

はまぐりはちょっとお高いので、
お汁はなめこ汁。

卓上に古風な柄の布を敷くだけで、
風情が出ますよね。


鮭鰊ちらし寿司


今夜はちょうどNHK木曜時代劇「ちかえもん」の最終回。
最初から最後まで面白かったなあ。

お雛様の日に、
こんなに凝った趣向で
人形浄瑠璃を堪能出来るなんて、
幸せな巡り合わせでした。




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