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ふみ函

馬の装い

武者行列の主役、
石田三成公を乗せた馬も、
役目を終えてほっとひと息。


武者行列の馬2


帯やら房やら布やら、
さまざまな装身具をつけて
おめかししてますね。


武者行列馬の皆具


轡(くつわ)、鐙(あぶみ)、手綱(たづな)、鞍(くら)など、
乗馬するのに欠かせない馬具の名くらいは知っていますが、
飾り馬具はなかなか見る機会もなく、
しげしげと眺め入ってしまいました。

顔に掛けるのは面懸(おもがい)。
胸に掛けるのは胸懸(むながい。
尻に掛けるのは尻懸(しりがい)。
三つを総称して「 鞦(しりがい)」とも言うとか。


karakura.gif


こちらはもっと装飾的な古代の馬の装い図。
杏葉(ぎょうよう)とか雲珠(うず)などという飾りは、
以前、博物館で観たことがあります。

細やかで美しい飾り。
人と馬との長いご縁が思われますね。



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関ケ原の風景

関ヶ原に行って来ました。

今年の大河ドラマから思いが深まり、
「関ケ原合戦祭り」を見に行ったのです。
祭りについては、他のところで書いたので、
ここではそれとは関わりなく、
目に映った風景のことを。

関ケ原に足を踏み入れるのは初めて。
”天下分け目の”の枕が付く場所。
ちょっと緊張します。
戦いに赴くみたいに。


関ケ原ブルドーザ群


何もない原っぱ、というイメージを抱いていたのですが、
もちろん人家はあるにせよ、
大体においては、田んぼと畑と原っぱで、
イメージ通りだったような。

史跡の東首塚近くにあったブルドーザー群。
機体に「関ケ原町」と記されていて、
思わず撮ってしまいました。


関ケ原ブルドーザ


年代を感じさせる民家。


関ケ原家並


消火ボックスに
「一筆啓上 火の用心」とあるのが、
時代がかっていてユニーク。


一筆啓上火の用心


会場の笹尾山までの道のりは、
まさに田んぼの畦道でしたが、
「武将物語」と題した電信柱の表示板は、
近年整えられたものなのでしょう。

”このまち、まるごと、古戦場”
”ここは関ケ原”


武将物語電柱


足元にも「関ケ原町」と表示した
小さな碑が。


関ケ原町表示碑


歩いても歩いても、
ここは関ケ原町、
との主張が続きます。


関ケ原町表示陽2


笹尾山。
石田三成陣地跡近くの柵。


笹尾山柵


小高い位置にある陣地跡からは、
あたりが一望出来ました。


石田三成陣地幟


兵(つわもの)どもが夢のあと。
かなしいほどの晴天でした。


関ケ原薄


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中華街の獅子舞

開港資料館の展覧会を観た後、
せっかく横浜に来たのだから、
と中華街に足を向けると、
賑やかな鳴り物と爆竹の音が。

中国獅子舞だ!


横浜中華街獅子舞3


春節以外でもやる日があるんだ。
今日は何の日だっけ、
とあとで調べたら
十月十日は雙十節
中華民國が成立した建国記念日(國慶節)なのだとか。


横浜中華街獅子舞


目の前で見るのは初めて。
しばらく見入ってしまいました。

獅子は二人一組。
立ち並ぶお店の一つ一つに入って行って、
そのお店の軒先と、中のお客さんたちを
噛んで回ります。

日本の獅子舞もそうだけれど、
獅子が噛むのは、厄を払い、福をもたらすため。
縁起ものなんですね。


横浜中華街獅子舞4


それにしてもお店は途切れなく並んでいるから、
全部回ってゆくのは大変でしょう。
お疲れさま。


横浜中華街獅子舞5


最初に出会ったのは、緑の獅子でしたが、
暗くなりかけた頃、赤の獅子に遭遇。
五色の獅子があちこち練り歩くそうです。


横浜中華街獅子舞7


お店の軒先が高い時は、
頭側の子が、後ろ側の子の肩に乗っかって、
ひゅっと立ち上がります。
すごい、軽業みたい。


横浜中華街獅子舞8


一瞬で背を伸ばした獅子の姿は、
まるで龍のようでした。



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横浜芝山漆器の世界(横浜開港資料館)

日曜美術館・アートシーン(9月11日)での紹介で気になっていた
「明治のクールジャパン 横浜芝山漆器の世界」へ。


横浜開港記念館展示看板


横浜は日本を代表する工芸品の輸出港。
海外で人気を呼んだ精巧で優美な工芸品を作るため、
多くの職人が横浜に移り住んで来たそうです。


横浜柴山漆器の世界


貝、象牙、鼈甲、珊瑚などを漆器の表面にはめ込み、
花鳥人物を浮かび上がらせる芝山細工技法を用い、
さかんに作られたという横浜芝山漆器は、
なんともあでやか。


花鳥図飾盆

「花鳥図飾盆」[明治時代]部分 (アートシーンの画面より)



花篭圖小箪笥

「花篭圖小箪笥」[明治時代]部分 (アートシーンの画面より)



風景風俗着色写真アルバム表紙


これ、可愛い!
当時盛んに作られた「風景風俗着色写真アルバム」表紙のひとつ。
弓、槍、刀で戦う(ごっこ遊び?)蛙たち。きゅう
鳥獣戯画の趣がありますね。
絵葉書を購入しました。


開港資料館旧館


展示室は新館二階でしたが、
中庭を挟んで堂々とそびえたつ旧館は、
いかにも風格のある洋館で、私好み。
昭和6年(1931年)に建てられた旧英国総領事館だとか。
横浜らしい素敵な建物ですね。

それにしても私が、あ、いいなと思う建物は
まず間違いなく昭和ヒトケタ世代です。






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手作り植物画色紙掛け

自作の植物詩画をミニ色紙に写したのですが、
市販の色紙掛けは縦長なので、
横長に使って描いている私の色紙には使えません。

それならば、と端切れを使って作ってみました。
何しろ布の切れ端ならいっぱいあるので。

絵の色味に合わせて布を選んでゆくのは、
このお嬢さんにはこの着物と半襟と帯、というような
コーディネイトの楽しさ。
元々掛け軸の表装などはそういうセンスですよね。


色紙掛け


「秋桜(コスモス)」

葉は細やかなレース編み
花はとりどりの繻子(サテン)リボン
秋風とダンス 軽やかに


コスモス色紙


「小鬼百合(こおにゆり)」

気負って きゅっと反(そ)りかえる
胡麻だら そばかす お転婆娘


小鬼百合色紙


「野ぶどう」

小さな子が こさえたような
いびつな 胡麻点 白団子
むらさき みずいろ うすみどり
水絵具の 色に染められ


野ぶどう色紙


色合わせの遊びは楽しいものです。
秋は紫が美しいですね。



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