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ふみ函

慈姑(くわい)の絵柄

「近代工芸と茶の湯Ⅱ」(国立近代美術館工芸館)へ。

第一室に展示されたこの屛風に、
ぱっと目が留まりました。
慈姑(くわい)がいっぱい!


風呂先二曲屛風


広川松五郎「風呂先二曲屛風」。
ろうけつ染めの青くわいが
とてもリアルで印象的。


屛風のくわい


くわいは澤瀉(オモダカ)の栽培品種とか。
食べるのは塊茎の部分。
”芽が出る”かたちから縁起物とされ、
おせち料理でお馴染み。
お正月期の展示にふさわしいですね。


野菜吹寄着物


野菜や果物の吹き寄せ柄着物を持っていますが、
この中にもくわいが。
単純化されていても、一目で分かりますよね。
愛らしいかたちだなと思います。



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お伽噺柄の綿入れ

目白台の講談社野間記念館の所蔵品は、
とても素敵なものばかり。

講談社の初代社長である野間清治氏が、
大正10年頃から、昭和13年までに収集した
美術品が中心とのことで、
まさに私好み。

昨年末に展示されていた
懐かしの「講談社の絵本」原画展も
素晴らしいものでした。
名だたる画家たちの筆になる
お伽噺の場面の美しいこと。

こちらは笠松紫浪の「一寸法師」。


笠松紫浪「一寸法師」


鴨下晁湖の「舌切雀」。
雀のお宿の雀たちの踊りは、
ダイナミックでアクロバティック。
レヴューの舞台みたい。
色彩もポップでお洒落。


鴨下晁湖「舌切雀」


この色彩、何か見覚えがあるなあ、と思ったら、
私が幼い頃に着ていた綿入れに似てるんです。

色味が同じだし、模様もお伽噺に出てくるもの。
お椀の舟の一寸法師や、金太郎の鉞、
桃から生まれた桃太郎など、
まさに講談社絵本に通じる雰囲気。


子供袢纏


背中にはちゃんと、魔除けの背守りが。
愛情込めて縫ってくれた母親の心が感じられて、
しみじみします。

お母さん、ありがとう。


背守り




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「博物館に初もうで」の鳥たち

お正月の三日目は、
東博の「博物館に初もうで」
毎年の楽しみです。

今年の門松は、
落ち着いた感じの正統派。


2017東博門松


今年の干支は酉(とり)。
種類も多いし、賑やかに目を楽しませてくれます。
配られたワークシートの文字パズルに参加して、
可愛いトーハクくんのメモ帳をいただきました。


2017東博鳥ワークシート


ワークシートを裏返すと、
若冲の「松梅群鶏図屏風」の部分を使ったカレンダー。
白い色紙に好きな文字を書いてみよう、
ということで、白色紙のような部分があります。
せっかくなので、用意されていた筆ペンで書初め。


2017東博書初めカレンダー


ワークシートにも載っていた
伊万里の「色絵鶏文平鉢」。
庭には二羽のにわとり。
愛らしいこと。


色絵鶏文平鉢


「鶏図友禅掛幅」。
若冲下絵と伝わる、友禅染の掛軸。
ポーズも色合いも洗練されて上品。


友禅鶏掛軸


佚山黙隠筆「花鳥図屏風 」。
6曲1双の一つ一つが素晴らしいですが、
こういうふうに立体的に目に飛び込んでくるのが、
屛風絵の醍醐味。


佚山黙隠花鳥図屏風


掛袱紗の絢爛たる刺繍にもうっとり。
「黒繻子地松羽衣模様」。
羽衣、というと天女の薄布を思い出しますが、
これは舞楽の迦陵頻(かりょうびん)の翼でしょうか。

本当にめでたく美しく、
惚れ惚れと眺め入りました。


袱紗黒繻子地松羽衣






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お正月

2017年、穏やかに明けました。
お天気の良いお正月で何よりです。


お雑煮2017


手作りおせちは、毎年ほぼ同じ。
今回は、私には珍しく赤いチョロギ入りです。
中野に買い出しに行ったら、とてもお安かったので。


おせち2017


そして正月二日と言えば、初湯。
銭湯の朝湯はいつも楽しみ。


2017正月豊川浴泉


明るい陽射しの中で入る湯は、
気分も変わって清々しく新鮮。


朝湯2017


早目に行ったので、
鶏模様のお年賀タオルもいただけました。

まずは良い年初め。
今年もよろしくお願いします。



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