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ふみ函

皇室とボンボニエール

「皇室とボンボニエール」展を観に
宮内庁三の丸尚蔵館へ。


ボンボニエール展


ボンボニエール( Bonbonnière)とは、
ボンボン(Bonbon、砂糖菓子)を入れる菓子器のこと。
明治以降の皇室では、饗宴の折の引き出物のひとつとして、
様々な意匠のものが作られました。

大礼、ご結婚、ご誕生などのお祝いに、
古典的なものからモダンなものまで、
それぞれ趣深い逸品が。

でも今回、はっと驚かされたのは、
陸軍士官学校予科御卒業御祝の背嚢形だとか、
陸軍砲兵少尉御任官御祝宴の砲弾形だとか、
軍に関係したものの異質感。

鎧兜などとは違って、
弾やヘルメットのかたちは生々しいもの。
改めて軍隊のあった時代と、
皇室との関わりを思いました。



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佐倉の緑

先月末の日曜美術館で紹介された、
「URUSHIふしぎ物語-人と漆の12000年史-」を観に、
千葉県佐倉の歴博へ。


うるし展


漆は樹液を採取するまでに10~20年かかり、
一本の樹からわずか200mlほどしか採れないとか。
実際の漆掻きの作業の様子が動画で流れ、
目が釘づけになってしまいました。
なんという手間のかかる作業!
まるで何かの儀式のよう。

漆液を利用するだけでなく、
軽く水に強い木材は浮子(うき)に使われ、
実からは蝋が絞られ蝋燭が作られるなど、
本当に大事な樹だったのですね。
改めてウルシに感謝。


佐倉4


植物の神秘に心打たれたこともあり、
観終わって外に出てみれば、
緑もことのほか目に沁みます。

この博物館は佐倉城の跡地である
城址公園内に建てられているので、
周りの景色は雄大。

ここは馬出し空堀。

佐倉5


土塁だったあたりの木々も立派。


佐倉7


むき出しの根っこの存在感。


佐倉10


屋外展示の大日如来像も、
緑に映えて涼し気。
これは大分県臼杵(うすき)市の
臼杵石仏(磨崖仏)のレプリカだとか。


佐倉6


京成佐倉駅への道筋も、
様々な緑や古風な意匠が目に優しく、
風情のある景色でした。


佐倉



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児童公園の白象

児童公園の白象


練馬区富士見台、
氷川通り沿いの小さな児童公園。

自転車で通りを走っていて、
一瞬目にしただけなのに、はっとしました。

児童公園では、よく滑り台に
象のデザインが使われますが、
これはまぎれもなく、彫像。
ごくリアルなかたちです。
子象でしょうか。


児童公園の白象2


真っ白な象は、お釈迦様誕生の謂れや、
普賢菩薩様の乗り物とされることもあって、
神聖なイメージがありますね。

でも、なんだかちょっと
さみしそうにも見えるような。


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