奈良土産の唐辛子味噌

奈良の般若寺に足を運んだ時、
道筋の般若寺町の民家前で見つけた
自家製野菜やお味噌の無人販売。





試食用に供されていたお味噌を、
味見してみたらキャッチコピー通り、
ぴりっと辛くてうま味があって、
これは良いなあ、と嬉しくなって、
料金入れの缶に百円入れて、
ありがたくお土産として持ち帰りました。

御飯のおともに良し、
茹で野菜に絡めても絶品。
ちびちびと大事に味わっていますが、
もうあとわずか。
もう二袋くらい贖ってくれば良かったな。

金木犀の大樹

秋の訪れを感じさせてくれるのは、
ふっと漂って来る金木犀の芳香。






小さな集合花だけれど、
手作りのクッキーのような可愛らしさ。





この時期になると、
その存在をあちこちで再確認しますが、
私の行動エリアの中では、
ここが一番の大樹でしょうか。

豊島区高田2丁目の
「小林箔押所」敷地内の樹。
三階建てのビルと並ぶ背の高さ。
香りははるか上からも降り注ぎます。





ここに銀木犀の樹もあれば、
金銀うち揃って、
”金銀箔押”の会社によりふさわしい
目印だったかもしれませんね。

中秋管絃祭

招待券をいただいて、
日枝神社の「中秋管絃祭」へ。





これは中秋の日に
「山王太鼓」「雅楽」「巫女舞」「舞楽」を奏し、
万民の和楽を祈り、神慮を和めまつる祭とか。
初めての参加ですが、
今年でもう50回になるそうです。





笙（しょう）・篳篥（ひちりき）・龍笛（りゅうてき）、
琵琶（びわ）・箏（そう）・和琴（わごん）などの、
神秘的な音。

巫女たちの優美な「神楽舞」の後、
今度は男性四人による「舞楽」。

高台の、静かな境内の中は、
別世界のよう。

とても月夜は望めないかと思われていた空が、
演目が進むにつれ、雲が切れて、
帰りには綺麗な中秋の名月が眺められ、
清々しい気持ちになりました。