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ふみ函

横浜散歩(3)旧根岸競馬場

離れた場所からでもくっきり見えた
堂々たる三連の塔。
かつての競馬場メインスタンドだそうです。


根岸競馬場跡


通称根岸競馬場。
正式には日本競馬会横浜競馬場。
設立は古く、幕末の1866年、
横浜の外国人居留地における娯楽施設として作られ、
大いににぎわったものの、
第二次世界大戦中に競馬は休止、馬場は閉鎖。
戦後は米軍に接収され、
競馬場として再開は成らなかったとのこと。
今、跡地は広大な根岸森林公園に。


根岸競馬場跡11


ここに唯一残っているのは、
アメリカ人建築家J・H・モーガンによって設計され、
1929年に竣工した「一等馬見所」だそうです。
かつてはこんな姿だったんですね。
(公園内のパネル写真より)


根岸競馬場跡3


今は鉄条網にひしと囲まれた孤高の塔。


根岸競馬場跡8


植物レリーフに縁どられた丸窓が、
二つ並んでいると、
古めかしいロボットの目のようで、
何だか親しみを感じます。


根岸競馬場跡10


出来得る限り正面寄りに回り込むと、
先ほどのパネル写真の角度にやや近づきますが、
残念ながら在日米軍根岸住宅が隣接していて、
その区域には立ち入れません。
真正面から見ることは出来ませんでした。


根岸競馬場跡4


建物を覆うように絡まる蔦の枝。
夏の青葉や秋の紅葉は美しいのでしょうが、
こういう蔓は建造物にぎりぎりと絡みつき、
絞り上げるように傷めてしまうんですよね。
ちょっと心配。


根岸競馬場跡12


「Stuff Entrance」と記された
かつての職員出入口が見えました。


根岸競馬場跡5


朽ちゆく古城のようにも思えます。


根岸競馬場跡7


それにしても広々とした空間ですね。
すこん、と抜けた青い空。


根岸競馬場跡9


少し霞みながらも、
綺麗な富士山のシルエットが見られました。


根岸森林公園からの富士山




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横浜散歩(2)中華義荘

3年半振りの中華義荘の門。

以前訪れた時は曇天の6月でした。
冬の陽射しで少し柔らかな印象。


地蔵王廟1


今回はここを見てみたいという
お友達を連れての再訪。
お久しぶりです。


地蔵王廟2


朱の扉に映えるドアノッカーの顔。
額には角がありますね。


地蔵王廟3


回廊建築や地蔵菩薩像、前机などについては、
以前書いたので繰り返しませんが、
この「神杯」は見落としていました。


地蔵王廟4


二つで一組になっている、赤く塗られた木片。
なんだか南洋の果物のようで可愛らしい。
これに自分の願いを込め、地面に放り投げて
運勢を占うものだそうです。

中国系の寺院、特に、中国本土の南方、
台湾、香港などの地域に行けば、
どこにもあるそうですが、
以前台湾に行った時には、
知らなかったなぁ。


地蔵王廟5


ここ地蔵王廟でも、
一組だけではなく、複数目にしました。


地蔵王廟7


それにしても晴れ渡った冬空ですね。
地蔵王廟をあとに、
少し小高い墓地のほうへ。
お墓詣りの方々のお邪魔にならぬよう、
控えめに見学。


地蔵王廟6


日本式のお墓も多いようですが、
囲いなどのデザインは、
やはりちょっと独特のものも。


中華義荘墓地


一段と高いあたりにあったお墓は、
門構えも凝っていてご立派。


地蔵王廟9


見晴らしの良い高台から辺りを見渡すと、
少し遠くに三本の柱のような何かの遺構が。
元々横浜出身の連れに聞いて見たところ、
根岸の競馬場の跡とのこと。


中華義荘から旧根岸競馬場を望む


近くで見てみたいなぁ。
ちょっと足を延ばしてみましょうか。


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横浜散歩(1)山元町の錫工房

3年ほど前に、
地蔵王廟を訪れた時、一度通った
山元町のプロムナード商店街。

鄙びた良い風情なので、
またゆっくり歩いてみようと再訪。


山元町商店街


ガラス越しに古めかしいレジスターを見かけ、
すごいすごい、写真撮りたい、
と連れと騒いでいたら、
中の方が戸を開けてくださいました。
ご親切にありがとうございます。


レジスター


ここは秦錫工房(はだすずこうぼう)
開けてくださったのは錫作家秦 世和(はだ せいわ)さんご本人。
錫作品について説明してくださいました。


錫工房1


ひび、割れを景色とする
独自の「破錫 (ヤブレスズ)」という表現。
素敵な作品が並んでいます。
お皿、コップ、花立など。
自然素材にすんなりなじむ感じ。

この小さな空間で緻密な作業をなさってたんですね。
外から暗い内側は見えなかったけれど、
入ってみると内側から外は丸見え。
中を覗き込んでいたのはバレバレだったんですね。
失礼いたしました。


錫耕廟2


ここについては覚えがないなぁと思ったら、
以前は時計屋さんだったのを
最近改装して工房にされたとか。


錫工房3


柱時計なども好みで取り付けられたそうで、
とても良い雰囲気。
古いレジスターはすぐ近くの八百屋さんが
もう使わないというのを貰い受け、
ディスプレイしてみたとのこと。


レジスター2


重さは30kgもあるそうです。
素晴らしい存在感。
これに惹かれて戸が開かれたのもご縁ですね。

夏頃にはここをギャラリーにする予定とか。
また是非足を運んでみたいものです。



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日比谷公園のクリスマスマーケット

2017クリスマスマーケット6


たまたま日比谷公園近くを通りかかったら、
見慣れぬ高い塔が。


2017クリスマスマーケット3



まるで遊園地のメリーゴーラウンドのように、
ゆるやかに回転しています。
あ、中にくるみ割り人形も。
これはいったい何のお祭?


2017クリスマスマーケット4


日比谷通りに面した入口に、
看板が掲げられた門が出来ていました。
東京クリスマスマーケット2017

ドイツを中心に中世から続くヨーロッパのお祭を
ここ日比谷公園で再現したのだとか。


2017クリスマスマーケット1


この高い塔は「クリスマスピラミッド」。
ドイツのザイフェン村が発祥の地。
蝋燭の熱でファンを回転させる
キャンドルスタンドの大型版ですね。

それにしてもなんと大きな仕掛け物。
本場と同じ世界最大級で、14mもあるとか。


2017クリスマスマーケット5


あちこちのブースに、
グリューワインだのソーセージだの、
ワッフルだのシュトーレンだの、
美味しそうなものが並んで賑やかですが、
ブース屋根の飾りがまた素敵。


2017クリスマスマーケット7


これは聖母マリアと
幼子イエスですね。


2017クリスマスマーケット8


日比谷公園は緑も豊かなので、
飾りもよく映えて綺麗。


2017クリスマスマーケット2


おや、巨大マトリョーシカが。


2017クリスマスマーケット9


店員さんもお美しい。
本当に異国を旅してる気分。


2017クリスマスマーケット10


催しは25日夜10時まで。


2017クリスマスマーケット11



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くるみ割り人形

12月になって、
さすがに冷え込むようになりましたね。

ふとしたことから、
ドイツ製のくるみ割り人形をいただいたので、
職場のクリスマスツリーの隣に飾ってみました。


ツリーとくるみ割り人形


実はもう古いもので、
片方のおひげが欠けていて、
持ち主の方は、もう処分するとおっしゃって。
そんな勿体ない、と貰い受け、
紙ねんどで修復してみたのです。
なかなかうまくいったでしょう?


口開けくるみ割り人形


口を開けるとこんな顔。
ここにくるみを入れて割るわけですが、
獅子舞のお獅子の口のようですね。

くるみ割り人形が
王様や憲兵の格好をしているのは、
普段は頭が上がらない身分の者に、
くるみを割る仕事をさせて、
うっぷん晴らしする意味があったとか。

でもこのひとの水色の目はやさしくて、
白い眉とおひげが生クリームみたいで、
なかなか愛嬌があって、気に入っています。


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