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ふみ函

五島美術館庭園

「東西数寄者の審美眼」招待券をいただいたので、
初めて五島美術館へ。


五島美術館入口


東急を創設された五島慶太氏の
コレクションを公開する私設美術館なのですね。

展示を観た後、広いお庭も拝見出来るスタイルは、
根津美術館や静嘉堂文庫と共通する雰囲気。


五島美術館庭石


深い傾斜に沿って広がる
奥行きのあるお庭は500坪もあるとか。

武蔵野の雑木林が、
南側の多摩川に向かって傾斜する
国分寺崖線上に位置しているそうです。


五島美術館庭園


そちこちに点在する石仏。
丸いお顔や、切れ長の目や、
お顔の相は様々。


五島美術館庭園2


こ、これは…
欠けた頭部にちょうど見合うくらいの
石を置いたものでしょうか。
ちょっと吃驚。


五島美術館庭園3


佛域に羊さんもいらっしゃいますね。


五島美術館庭園4


昭和天皇(当時皇太子)お手植えの
松の根元には、二頭の像が。

俵屋宗達の白象図を思い出します。


五島美術館庭園5


冬支度なのか、ぐるぐる包まれた蘇鉄が、
エキゾチックな民芸作品のようで
面白い味わい。


五島美術館庭園6


暑さの続いた秋のせいで
紅葉はまだ五分というところ。
真っ赤になると見事でしょうね。


五島美術館紅葉


晴れていれば高台から
富士山も眺められる見事なお庭。

いつかまた機会があれば、
そぞろ歩いてみたいです。


五島美術館庭園見晴台





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華やかな灯り飾り

朝夕の空気がひんやりしてくる頃になると、
華やかな灯火が目を引くようになりますね。


2018細川庭園ライトアップ1


今年も始まった肥後細川庭園の「ひごあかり」の催し。
竹をくりぬいた穴から漏れる光が、
不思議な模様をかたちづくって、
辺りは別世界。


2018細川庭園ライトアップ


こちらは「春節燈花2019」飾り。
ところは横浜中華街の山下町公園。
もうそんな季節になりましたか。


龍の灯り


この龍の燈籠、
いまにも空を駆けて行きそうで、
かっこいいですね。





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前田侯爵邸の壁泉と渡り廊下

駒場の旧前田侯爵邸(洋館)は、
保存整備のため、平成28年7月から閉じられていましたが、
整備工事も終了し、今年10月27日から一般公開再開。

11月4日までの「文化ウィーク特別企画」として、
普段は立ち入ることの出来ない裏庭部分も
特別ガイドが実施されると知り、
勇んで参加しました。


泉水1


洋館の裏手にあたるこの面は、
通常フェンスで囲われていて、
目の当たりにするのは初めて。

羊の口から水が流れ出ているのは珍しいとか。
こういう西洋建築の壁泉は、
ライオンが多いそうです。
東洋ならば龍を連想しますね。


泉水2


こちらは洋館と和館を結ぶ渡り廊下。
和館には厨房がないので、
そちらのお客様に料理をお出しする際は、
洋館地下の厨房で調理して、
廊下を通って運んだのだそうです。


渡り廊下2


外壁は洋館に連なるスクラッチタイルですが、
屋根は瓦屋根という和洋折衷スタイル。


渡り廊下3


向こうに見えているのが和館の一部。
こんなふうに繋がっているとは、
知りませんでした。


渡り廊下1


ガイドさんのお話は、駒場公園側にも及びました。
戦後この館が米軍に接収されていた時期、
彼らは庭でバーベキューをするために、
調理用のかまどを作ったのだとか。


バーベキュー炉


こんな大きなものだったんですね。
お話を伺うまで、これがいったい何なのか、
まるで分っていませんでした。
これまでも目に触れていたはずなのに。


バーベキュー炉2


洋館外壁の柱の角には、
翼を持ったライオンのような獣が、
館を守っています。


翼獣1


日本で言えば
魔除けの鬼瓦のようなものでしょうが、
案外やさしい顔をしていますね。


翼獣2


珍しいものが見られた
気持ちの良い秋晴れの日。

玄関前の秋薔薇も
花盛りでした。


玄関前の薔薇




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