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ふみ函

麻布めぐり(七)祥雲寺

広尾から聖心女子大のわきを通り、
恵比寿まで歩く途中、
墓地があるのは知っていましたが、
入ってみたのは初めてです。

明治通りのガソリンスタンドのすぐ裏手なのに、
中に入ると実に広大な別世界。
江戸期の古いお墓は、
かたちも大きさも段違いの風格。


祥雲寺椿


祥雲寺(しょううんじ)は、
黒田長政のお墓もある、黒田家菩提寺。
その他、諸大名家や名士の墓、
宝生流家元代々のお墓もあるそうですが、
ともかく空間の広さと、緑の多さに吃驚。

こんもりした丘の樹々。
枝を広げた楠の大樹。
とても都心部とは思われません。


祥雲寺灯篭


このちょっと変わった燈籠のかたちは、
和菓子みたいな丸みがあって目を惹かれましたが、
段差のある道を上ってゆく、
この石段も愛らしいこと。
豆絞りの手拭の柄のよう。
ついついオブジェ的に鑑賞してしまいます。


祥雲寺石段


桜の大樹のそばの苔生した半球体は、
お墓なのか、何かの記念碑なのか。
不思議な遺跡を見るようです。


祥雲寺半球体


高台に立つ松は、
芸術的に身をくねらせていて圧巻!
風のなせる技でしょうか。


祥雲寺の松


下の方の、丸く円を描くように曲がった枝ぶりは、
歌川広重の『名所江戸百景』の、
「上野山内月のまつ」を思い起こさせます。
場所はここではありませんけど、
本当にこんなかたちの枝があるんですねぇ。


広重月のまつ


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