ふみ函

雛壇の人形飾り

弥生の月も近づいて来たので、
去年と同じように、
職場にお雛様を飾りました。


雛壇


なんとか工夫して四段拵えてみましたが、
もともと狭いスペースなので、五段は難しく。
お膳や菱餅はちょっと別扱いにして、
お盆に並べて脇にお供え。


菱餅お膳


昔の田舎のような広い間取りだと、
床の間やら仏間など、
一部屋を雛人形の飾り部屋に充てたものですが、
余裕がないと厳しいですね。

私が持っているのは昭和30年代のお雛様。
今回、改めて人形一揃いを収めた箱の蓋の裏の説明を見たら、
五段、七段どころか、道具や人形がもっと多い場合は、
どんどん段を増やして良いとあります。

配置図の例を見ると、下の方には
様々な人形が並んでいて吃驚。
七つ道具を背負った弁慶らしい人形やら、
鏡獅子に絡む可愛らしい一対の胡蝶らしき人形やら。
昔は趣向を凝らして楽しむ方が多かったのでしょうか。
なんと贅沢なこと。


雛人形の飾り方


説明文の言い回しにも時代を感じました。
興味深かったのでここに挙げておきます。

<御雛人形の飾り方>

雛壇は普通五段か七段でありますが別に規定はありません
お雛様やお道具の多い場合には段数を増すのは御自由です
お人形及び御道具の数に依て飾り方も多少違いますが
十五人揃の外はお人形や御道具もいろいろの種類がありますから
数に依て飾方の配分は任意にお飾りになれば宜しいのであります 
通常の飾り方は概ね左圖の通りであります

<お人形のしまい方>
お雛人形やお道具は絶對に湿り氣のない處に置かねばなりません
然しあまり乾燥しすぎる處でもよくありません
お雛様をおしまいになる時は羽ハタキでていねいに塵をよく拂い
桜紙のようなやわらかい紙で二重に包みます
手足の指など細かい處は折れ易いから綿で包み箱におさめ
空いて居る處へは動かぬように新聞紙をま丸めて詰めます
そうして「樟脳」又は「ナフタリン」等防虫剤を紙に包で入れておいて下さい



とても丁寧で細やかなこころ配りですねぇ。
いつのまにかぞんざいな扱いになっていたことを反省。
もっと大事にしなくては。


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