ふみ函

チェンバロと筝と能の世界

「聞いて、触って、体験する、音楽」と題された
コンサートとワークショップに行って来ました。
(6月11日~12日、渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール)


聞いて,触って体験する音楽


11日の夜はコンサート「チェンバロと二十五弦筝の世界」。
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成田為三「浜辺の歌」
F.クープラン「恋するうぐいす」
吉沢検校「千鳥の曲」
L.クープラン「プレリュード」
J.S.バッハ「無伴奏チェロ組曲第一番より プレリュード」
フォルクレ「ジュピター」
中井智弥「紅蓮の炎」

J.S.バッハ「シャコンヌ」
八橋検校「乱れ」
中井智弥「二人静」
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一般的な十三弦の筝には馴染みがあるのですが、
二十五本もの弦を持つ筝を見るのは初めて。
幅もあるので、平面的な台ではなく、斜めの状態にセットされ、
立って演奏されるのに目を惹かれました。
ダイナミックで自由自在、何でもござれの印象。

奏者の中井智弥さんが作曲された「紅蓮の炎」は、
メロディがはっきりと立ち上がっています。
歌詞をつけて唄うとカッコいいだろうなあ、と。
坂本冬美さんの「夜桜お七」を初めて聴いた時のように、
斬新なイメージ。
三味線もなさるそうで、舞台袖から持ち出してこられ、
プログラムにはない「梅にうぐいす」の小唄まで唄われて。
楽しい楽しい。

対してチェンバロの方は、音が響いたとたんに、
ああバロックの時代!という雰囲気になりますね。
普段目にする機会がないだけに、
なんと綺麗な、工芸品のような楽器だろう、
と目を奪われました。


チェンバロ


舞台の上は撮影禁止ですが、
ホール脇の通路に置いてあった一台は、
カメラOKとのことで、撮影。


チェンバロ2


チェンバロって鍵盤が二段になっているんですね。
それにしても蓋内側の風景画や、
弦の下の花模様など、本当に凝ったつくり。
粋をこらした美術品という感じ。


チェンバロ4


翌12日はワークショップ「能の動きをやってみよう」に参加。


松羽目


鏡板がセットされ、所作台が引かれた上で、
扇の持ち方、置き方、構え、摺り足などを教わりました。
なかなか思うようには行かないけれど、
気持ちの良い緊張感。

講師の山井綱雄さんは金春流の能楽師。
金春流は能楽の五流派の中で最も古く、
聖徳太子に近侍した秦河勝が初世とされているとか。
長い歴史を持っているのですね。

身近にこういう体験が出来る場があって、
ありがたいことです。
また機会があれば参加してみたいなあ。

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