ふみ函

宇都宮巡り(6)大谷資料館

聞きしに勝る大谷石の街だなあ、と感服するにつけ、
その石の採れる大谷町の現地は、
この目で確かめねばなるまい、と、
旅の最後にバスにて30分の大谷資料館へ。


大谷3


最寄りのバス停から見える景色が、
すでに尋常ではありません。
なんだか歌川国芳の「相州江之嶋之圖」の
異形の風景を思い起こさせます。


大谷2


石を切り出した直線の窪みが、
自然界にあらざる不思議な印象。

これらの石が街に運ばれ、
塀や蔵や石像として加工されたのですね。


大谷1


資料館への道の脇に停められていた
年代物のトラック。


大谷石トラック2


かつてはこういうトラックの荷台に石を積み、
どんどん運び出していたのでしょう。


大谷石トラック


資料館の階段を下りてゆくと、かつての地下採掘場。
1919年(大正8年)から1986年(昭和61年)までの約70年間、
大谷石を掘り出した結果、出来たという巨大な地下空間。


大谷地下


外は汗ばむ暑さなのに、中はひんやり。
神秘的なライティングのせいもあって、
黄泉の国を巡っているよう。
映像作品のロケやイベントが
さかんに行われているというのにも納得です。
ここはまさに別世界。


大谷地下2


様々なオブジェが飾られていました。
こちらは假屋崎省吾さんの生け花。


大谷地下3


坑内から見た地上側。
闇の世界から垣間見る緑とひかりの眩しさ。

古事記に出てくる黄泉比良坂(よもつひらさか)を
思わずにはいられませんでした。

すごい場所だなあ。


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