ふみ函

お伽噺柄の綿入れ

目白台の講談社野間記念館の所蔵品は、
とても素敵なものばかり。

講談社の初代社長である野間清治氏が、
大正10年頃から、昭和13年までに収集した
美術品が中心とのことで、
まさに私好み。

昨年末に展示されていた
懐かしの「講談社の絵本」原画展も
素晴らしいものでした。
名だたる画家たちの筆になる
お伽噺の場面の美しいこと。

こちらは笠松紫浪の「一寸法師」。


笠松紫浪「一寸法師」


鴨下晁湖の「舌切雀」。
雀のお宿の雀たちの踊りは、
ダイナミックでアクロバティック。
レヴューの舞台みたい。
色彩もポップでお洒落。


鴨下晁湖「舌切雀」


この色彩、何か見覚えがあるなあ、と思ったら、
私が幼い頃に着ていた綿入れに似てるんです。

色味が同じだし、模様もお伽噺に出てくるもの。
お椀の舟の一寸法師や、金太郎の鉞、
桃から生まれた桃太郎など、
まさに講談社絵本に通じる雰囲気。


子供袢纏


背中にはちゃんと、魔除けの背守りが。
愛情込めて縫ってくれた母親の心が感じられて、
しみじみします。

お母さん、ありがとう。


背守り



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